アーカイブ:2011年 7月 16日
東福寺 霊雲院 (れいうんいん)その3 2008年12月22日訪問
東福寺 霊雲院 九山八海の庭
霊雲院の庭園は重森三玲の手によって修復、作庭されている。
東福寺 霊雲院 遺愛石
東福寺 霊雲院
東福寺 霊雲院 九山八海の庭 と 臥雲の庭 の交わる部分
「重森三玲 永遠の求めつづけたアヴァンギャルド」(京都通信社 2007年)に掲載されている年譜を見ると、遺愛石を復元修復した九山八海の庭は昭和45年(1970)、新たに作庭した臥雲の庭は翌年の昭和46年(1971)の作となっている。この東福寺と泉涌寺には多くの重森の作品が残されている。昭和14年(1939)という最初… ►続きを読む
東福寺 霊雲院 (れいうんいん)その2 2008年12月22日訪問
東福寺 霊雲院 山門
東福寺の塔頭・同聚院を出て、隣の一華院との間の道を西に入っていく。同聚院と一華院の2つの塔頭の白壁に囲まれた参道は東福寺の境内の中でも美しい風景の一つである。ただ長方形の敷石を5本並べた延段は、非常に簡素であるが力強い表現でもある。この参道の突き当たった先から、やや左手に建てられた霊雲院の赤い山門へ、延段は方向を変えながら結んでいく。何気ない意匠であるが破綻のない表現で纏められている。
東福寺 霊雲院 一華院と同聚院の間の小道
東福寺 霊雲院 山門へ続く
霊雲院は南北時代の明徳元年(… ►続きを読む
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