文書と写真・地図による「記憶」の再現

タグ:老舗

錦水亭

 

錦水亭(きんすいてい) 2009年12月9日訪問 錦水亭  八条ヶ池の南半分に面して錦水亭の建物が建てられている。もともと、筍料理で有名内老舗であることは承知していたので、その風情を楽しむだけで食事を頂く予定は立ててなかった。それでも帰宅後に錦水亭の公式HPを確認するとランチタイムに訪れない限り、夜の会席料理にはとても手を出せないことが分かった。 錦水亭 錦水亭  長岡京市の公式HPには「竹とたけのこ」というページが掲載されている。いまや筍は長岡京市の名産品のひとつとなっているため、市のHPに掲載されていてもおかしくはない。現在、日本で食用にされる筍の代表的なものは、中国から伝えられた孟宗竹(モウソウチク)である。竹とたけのこの歴史年表にも記されているように、延長5年(927)に纏められた延喜… ►続きを読む

 

緑寿庵清水

 

緑寿庵清水(りょくじゅあんしみず) 2008年05月17日訪問 緑寿庵清水 男性客に入り難い店かもしれない  白沙村荘を後にして、次の吉田神社へと向かうため今出川通を西に進む。本来は東大路通との交差点である百万遍を南に下るべきだが、お土産を買うために緑寿庵清水へ寄り道する。角にある思文閣本社を目印として、東大路通の一本西側の鞠小路通を南に入る。すぐに道が二股に分かれる角が現れる。緑寿庵清水はその角の先にある。 緑寿庵清水 鞠小路通の入口にある思文閣 緑寿庵清水 角の建物から緑寿庵清水  子供の頃食べたコンペイトウは着色剤で濃く色付けされた、とても甘いお菓子であった。一度に何個も頬張ると、食べ終わった後も口の中に甘い香りが残って取れない印象が強い。そのため子供のためのお菓子であって大人が食べるも… ►続きを読む

 

一保堂茶舗

 

一保堂茶舗(いっぽどうさほ) 2008/05/15訪問 一保堂茶舗 寺町通の店構え  京都御苑から寺町通を南に下ると、夷川通の先に一保堂茶舗の大きな建物が現れる。言わずと知れた日本茶の専門店である。まず贈答品でお茶となれば最初に思いつく店でもある。 一保堂が扱うお茶は、いわゆる京銘茶と呼ばれるものである。特に木津川、宇治川両水系の気候で栽培され、宇治発祥の宇治製法でつくられたお茶を中心としているため、穏やかな香りと上品な甘み、まろやかな味わいを特徴としている。お茶は自然の産物であるため、同じ産地でも年毎に異なる気候により茶葉の風味も変わる。そのため吟味して仕入れた茶葉でも1年を通して味が変わらないようにブレンドすることで、毎年同じ味筋のお茶を提供している。 一保堂茶舗 奥行き方向にも広い 一保堂… ►続きを読む

 

原了郭

 

原了郭(はらりょうかく) 2008/05/15訪問 原了郭 既に店を閉めた後 2008年5月12日撮影  四条大橋を渡り、八坂神社に向う四条通の北側、有名な一力茶屋の斜め向かいに原了郭の店舗がある。それほど間口の広くないビルの1階の片隅に入った店舗であるため、四条通を探しながら歩いても通り過ぎてしまうことがある。ビル名称が祇園了郭ビルとあるので、自社ビルなのかもしれない。実際に何回か四条通を東西に行き来した記憶がある。またこの店は木曜定休日なので、時々定休日に訪れ、店を見つけることが出来なかったのかもしれない。今回も訪問日が木曜日だったので、お土産は四条河原町の京都高島屋の地下売場で購入した。  原了郭は香煎を専門に扱う店であり、それ以外に黒七味、粉山椒も製造している。御香煎と黒七味は株式会社… ►続きを読む

 

亀末廣

 

亀末廣(かめすえひろ) 2008/05/15訪問 亀末廣  中京郵便局を過ぎてさらに三条通を西に進むと烏丸通に出る。右手にNTT西日本と新風館を見ながら北に行くと姉小路通に当たる。この道を東に入ったところに亀末廣の建物が現れる。 亀末廣 間口だけでなく奥行きからも店の規模が分かる 亀末廣 わざわざ郵便ポストを置かなくても…  亀末廣の創業は文化元年(1804)のことである。伏見・醍醐の釜師であった初代・亀屋源助が京に店を出し、二条城や御所に菓子を納めてきた。御所や二条城からの注文はその度毎に新作を作るものであったため、木型師が専用の木型を作成しても一回だけ使って用済みとなることも多かった。そのため亀末廣にはたくさんの木型が残った。これを再利用して「御菓子司亀末廣」の看板を作成し、姉小路通に掲げ… ►続きを読む

 

石黒香舗

 

石黒香舗(いしぐろこうほ) 2008/05/15訪問 三条通  三条通と柳馬場通の西南角から西に3軒目に石黒香舗がある。創業安政2年(1855)の全国で唯一の「にほひ袋」専門店と石黒香舗の公式HPでは謳われている。京都でも鳩居堂のようにお香を扱う店の作った匂い袋は多くあるが、こちらは匂い袋を専門としたお店である。炭屋の女将の紹介で開店時間の前に店の中に入れてもらうことが出来た。 石黒香舗 右は今は扱わなくなったスティック状の香 左は防虫香 石黒香舗 昔の包装紙と防虫香  匂い袋の歴史は古く奈良時代まで遡る。正倉院の宝物の中にも現在の匂い袋の原型となる裛衣香が残されている。常温で香る香原料を刻み調合して袋に詰め、この袋を身に着けたり、または衣装箪笥に入れて移り香を楽しむ。また掛香… ►続きを読む

 

市原平兵衞商店

 

市原平兵衞商店(いちはらへいべえしょうてん) 2008/05/14訪問 市原平兵衞商店  四条烏丸の交差点から四条通を徒歩で東へ進む。堺町通を南に曲がった右手に市原平兵衞商店がある。ここへは何回も訪れているにもかかわらず、毎回柳馬場通から高倉通の間を迷って歩くこととなる。どうも四条通の曲がり角のイメージが記憶に残っていないようだ。  市原平兵衞商店は、創業明和元年(1764)のお箸の専門店である。かつては御所に出入りしていた御箸司であり、今でも一流料理人や料亭から支持される老舗である。東京の百貨店の催事でも何回か来ているため、東京でもある程度名前が知られていると思う。 店の外観はごくごく普通のお店にしか見えない。そのため多分店の前を通り過ぎてしまったのであろう。中に入ると400種類と言われる… ►続きを読む

 

唐長

 

唐長(からちょう) 2008/05/14訪問 唐長 ポストカード  妙心寺の北総門の前にある市バス 妙心寺北門前停留所から市バス26号に乗車し、四条烏丸へ向かう。一条通を東に進み、馬代一条で南に折れる。市立大将軍小学校と京都府立医大の間を再び東に進むと西大路通に出る。西大路通を右折して四条通まで南下する。四条通を東に進み、四条烏丸で市バスを下車する。妙心寺を出たのが16時前だったので、およそ30分で四条烏丸についたこととなる。 唐長 説明書 唐長  四条烏丸の交差点の東南角に複合商業施設cocon烏丸がある。この京都のオフィス街の中心地に丸紅ビルが建設されたのが昭和13年(1938)のことである。第二次世界大戦後では戦火を免れ、戦後は無傷のまま進駐軍に接収された。この建物を建築家の隈研吾が平成… ►続きを読む

 

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