アーカイブ:2011年 5月 07日
泉涌寺 後月輪東山陵(のちのつきのわのひがしのみささぎ) 2008年12月22日訪問
泉涌寺 月輪東山陵
後堀川天皇の觀音寺陵の石段を下り、再び参道を進む。参道の終着点はかなり広い空間となり、トラックが2台止められていた。おそらく御陵の整備のためのものだろう。傍らには菊花の手水があった。月輪陵で見かけたものと同じ意匠のものだ。
泉涌寺 月輪東山陵
泉涌寺 月輪東山陵
後月輪東山陵には第121代孝明天皇が祀られている。 天保2年(1831)仁孝天皇の第4皇子・統仁親王として生まれている。兄の親王達がいずれも早世しているため、天保11年(1840)に立太子されている。弘化3年… ►続きを読む
泉涌寺 觀音寺陵(かんおんじのみささぎ) 2008年12月22日訪問
泉涌寺 觀音寺陵
来迎院の山門を出て石橋を渡り、左手の石段を登る。この来迎院と善能寺の敷地が、泉涌寺の境内に比べると谷筋にあることが分かる。すなわち泉涌寺が東山へと続く一様の斜面上ではなく、複雑な起伏の上に造られてきた。これがまた泉涌寺を散策する上で方向感覚を失う原因ともなっている。
泉涌寺 觀音寺陵 参道入口に建つ道標
泉涌寺 觀音寺陵
善能寺と来迎院の間の石段を登り切ると、目の前に泉涌寺の主要伽藍である仏堂と舎利殿が現れる。ここから中に入ると拝観料が必要になるので、觀音寺陵と後月輪東山陵の参拝を先に… ►続きを読む
泉涌寺 来迎院(らいごういん)その2 2008年12月22日訪問
泉涌寺 来迎院 石橋と山門
善能寺の山門を出ると、目の前の谷に石橋が架かる。この橋の先に来迎院の山門が建てられている。
泉涌寺 来迎院 山門脇に建つ碑 ゆな荒神社と独鈷水が記されている
泉涌寺 来迎院 左手に本堂、正面に荒神堂への石段
泉涌寺 来迎院 右は独鈷水
大同元年(806)弘法大師が荒神像を安置したのが、来迎院の始まりとされている。唐で修行を行っていた弘法大師が感得した荒神尊の像を日本に持ち帰り、この来迎院の地に草庵を結び祀ったとされている。弘法大師が奉祀した400年後の建保6年(1218)… ►続きを読む
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