カテゴリー:201401
京都の神社巡り(きょうとのじんじゃめぐり) その3
京都の神社巡り 隼神社
社格の変遷について、京都の神社巡りと、その2を通じて記してきた。ここでは、延喜式神名帳に掲載されている式内社の内、現在の京都市に近い部分を中心に書いてみる。 宮中神三十六座は以下のとおりである。
神祇官西院坐御巫等祭神 二十三座 御巫祭神 八座 座摩巫祭神 五座 御門巫祭神 八座 生嶋巫祭神 二座 宮内省坐神 三座 大膳職坐神 三座 … ►続きを読む
京都の神社巡り(きょうとのじんじゃめぐり) その2
京都の神社巡り 八坂神社
神社の社格について書いて行く。
律令制における国司は任国内の諸社に神拝することが定められており、諸国の一宮の起源ともされている。これは上記の二十二社制が、中央における祭祀体制であるのに対して、地方での祭祀体制として作られたとも考えられている。原則として令制国1国あたり1社を建前にしたが、一宮の次に社格が高い神社を二宮、さらにその次を三宮のように呼んでいた。氏人や神人などの特定の社会集団や地域社会にとっての守護神や一国規模の領主層や民衆にとっての政治的守護神、あるいは中世の諸国にとっての国家的な守護神を祭神と… ►続きを読む
京都の神社巡り(きょうとのじんじゃめぐり)
京都の神社巡り 伏見大社稲荷
昨年の正月には、京都の名庭巡りということで、京の庭園のランキングを作成した。(京都の名庭巡り その1 その2 その3 その4 その5の1 その5の2 その6をご参照下さい)そこで今年最初の記事として、京都の神社巡りについて書いてみる。 そもそも、神社の定義とは何だろうか?Wikipediaでは
日本の宗教の神道の祭祀施設、及びその施設を中心とした祭祀儀礼・信仰を行う組織。鳥居の内の区域一帯を、「神霊が鎮まる神域」とみなす。
とある。神社とは神道に関連する施設とその組織自体を指し示す用語として使われているが、その定… ►続きを読む
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