アーカイブ:2010年 3月 07日
鯖街道(さばかいどう) 2008年05月17日訪問
鯖街道 出町橋西詰に建つ碑
下鴨神社と糺の森から出て、鴨川に架かる出町橋を渡り、地下鉄・今出川駅に向かう。この出町橋の西詰めには鯖街道と記された、まだ新しい碑が立つ。 鯖街道とは,京から高野川左岸を北上して、八瀬から大原そして近江国朽木から越前小浜へ至る若狭街道のことである。昔より日本海で採れた魚介類が京の都に運ばれてきたが、なかでも鯖が多かったことより鯖街道と呼ばれるようになった。取れたての鯖に塩をまぶし、夜も寝ないで京都まで運ぶと丁度良い味になっていたと言われ、京の一般庶民がその到着を待ち望んでいた。 出町橋から国道367号を高島… ►続きを読む
賀茂御祖神社 第一摂社 河合神社(かわいじんじゃ) 2008年05月17日訪問
賀茂御祖神社 河合神社
糺の森の中を南北に走る賀茂御祖神社の参道を歩いていくと、糺の森から出る直前、瀬見の小川の西側に賀茂御祖神社の第一摂社・河合神社がある。祭神は賀茂御祖神社の本社東殿と同じ玉依姫命である。タマヨリという神名には、神霊の依り代という意味を持ち、タマヨリビメは神霊の依り代となる女、すなわち巫女のことを指し示す。そのためタマヨリビメという名の異なる神や人間の女性が、様々な神話・古典に登場する。最も有名な玉依姫命は、神倭伊波禮毘古命すなわち神武天皇の母神であろう。この綿津見大神の子で、豊玉毘売神… ►続きを読む
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