徘徊の旅の中で巡り合った名所や史跡などの「場所」を文書と写真と地図を使って保存するブログ

アーカイブ:2011年 7月 18日

東福寺 塔頭 その2 

 

東福寺 塔頭(たっちゅう)その2 2008年12月22日訪問 東福寺 大樹院 ■01 万寿寺 白河上皇が皇女郁芳門院内親王の菩提を弔うため、永長元年(1096)下京区万寿寺通高倉にあった六条内裏の中に建立された六条御堂がはじまり。  正嘉年間(1257~9)に十地上人覚空とその弟子慈一房湛照(宝覚禅師)により、浄土教を修する寺となったが、東福寺の聖一国師と親しくその教えを受けるに及び禅宗となし、弘長元年(1261)に万寿禅寺と改めたと伝わる。往時の規模については明らかではない。 室町時代 当初は十刹の第4位であったが、後に五山に昇格し、更に京都五山の第5位に数えられたが、永享6年(143… ►続きを読む

 

東福寺 光明院

 

東福寺 光明院(こうみょういん) 2008年12月22日訪問 東福寺 光明院 波心庭  東福寺方丈を出て、重森三玲の庭園のある光明院に向かう。既に15時を過ぎているので、日没閉山にならないうちに着くように道を急ぐ。光明院は、室町時代の明徳2年(1391)金山明昶の開創。明昶は正平4年(1349)生まれで、東福寺第70世住持を務め、但馬の極楽寺などを創建している。応永20年(1413)没。 東福寺 光明院 山門 左手に嶺雲庭の碑が建つ 東福寺 光明院 庫裡前にある嶺雲庭 東福寺 光明院 庫裡の三和土 拝観料は志納で庫裡にある竹筒の中に入れる  東福寺方丈の繰り返しになるが… ►続きを読む

 

東福寺 方丈 その2

 

東福寺 方丈(ほうじょう)その2 2008年12月22日訪問 東福寺 方丈 八相の庭  東福寺の開山堂と普門院の楼門を出て、再び通天橋を渡り仏殿まで戻る。その後、東福寺の方丈を拝観する。 東福寺 方丈 八相の庭 横からの眺め 東福寺 方丈 八相の庭 正面からの眺め  東福寺の方丈庭園は前回の訪問の時にかなり書いたので、書き足すことはそれ程多くないので、新たな写真を中心に感想を記していく。 東福寺 方丈 八相の庭 東福寺 方丈 八相の庭 奇岩が用いられている  昭和14年(1939)に作庭された東福寺方丈の4つの庭、「八相の庭」、「井田の庭」、「市松の庭」そして「北… ►続きを読む

 
 

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