アーカイブ:2018年 9月 17日
南千住 回向院(みなみせんじゅ えこういん)その3 2018年8月12日訪問
南千住 回向院
もともと南千住 回向院の一項で纏めるつもりであった観臓記念碑が思ったより長くなってしまった。この項では観臓後の翻訳作業の開始から「解体新書」の発刊までを書き、観臓記念碑についてを終了する予定である。 杉田玄白の「蘭学事始」(「岩波クラシックス28 蘭学事始)(岩波書店 1983年刊))によれば、観臓の帰り道、「ターヘル・アナトミア」の正確さに驚いた杉田玄白、前野良沢、中川淳庵は、その翻訳に着手することを決める。同書では良沢の言葉として下記のように記している。
然らば善はいそげといへる俗諺もあ… ►続きを読む
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