徘徊の旅の中で巡り合った名所や史跡などの「場所」を文書と写真と地図を使って保存するブログ

タグ:食事処

晃庵

 

晃庵(こうあん) 2008年11月22日訪問 晃庵 店頭に建つ「坂本龍馬妻お龍実家楢崎家跡」の碑  建仁寺 両足院の拝観を終え、ライトアップによる夜間拝観が始まるまでの間に、少し早いが夕食をとることとした。建仁寺の北門を出ると祇園の最も華やかな花見小路通に出る。毎回同じことを感じるが、なんとも不思議な空間である。聖と俗は表裏一体ということは、まさにここで実感できる。人通りの多い四条通を避け、四条通の南の道を西に向かい、四条大橋の一本下流の橋を渡る。そして、木屋町通から分かれる西石垣通に入ると四条通の南側に延びる先斗町に入る。わずか100メートルもしないうちに四条通に出てしまう。四条通に出… ►続きを読む

 

三嶋亭

 

三嶋亭(みしまてい) 2008/05/15訪問 三嶋亭  葵祭を堺町御門の前で見終えた後、富小路を南に下り三条通に出る。12時少し前に三条通と寺町通の角にある三嶋亭に入る。現在は寺町通と三条通のアーケードに囲まれているため、建物は壁面しか見ることが出来ないが、明治の名残りをとどめるガス燈がこの店の歴史を語っている。 三嶋亭 玄関の横には肉の販売店もある 三嶋亭 左へも店舗は続く  江戸時代まで肉食はタブーとされていたが、幕末となると長崎などから徐々に流入していた。そのような時代に三嶋亭の初代三嶌兼吉は妻と共に長崎で牛鍋を学んだ後、明治6年(1874)現在の寺町通三条角で三嶋亭… ►続きを読む

 

とようけ茶屋

 

とようけ茶屋 (とようけちゃや) 2008/05/14訪問 とようけ茶屋 看板  龍安寺の山門を出て、きぬかけの道に戻ったのは11時45分。この近くで昼食を摂り、仁和寺、妙心寺方向に向かうことも考えたが、観光客も多いので、一度北野白梅まで戻ることとした。龍安寺前の停留所から市バス59号に乗り、4つ目の金閣寺道で下車する。ここから市バス101号に乗り換え3つ目の停留所である北野天満宮前で下車する。この間30分程度であった。目の前には北野天満宮の大鳥居が見える。今出川通を挟んで北野天満宮に面する とようけ茶屋で本日の昼食を頂く。 とようけ茶屋 北野天満宮の正面  とようけ茶屋は京豆腐の… ►続きを読む

 

丸太町十二段家

 

丸太町十二段家 (まるたまちじゅうにだんや) 2008/05/13訪問 丸太町十二段家 丸太町通に面した店の外観  仙洞御所の見学を終え、大宮御所の正門から外に出たのが11時45分。次の京都御所の参観は13時30分から。まだ1時間30分あるので、昼食のため下立売門より京都御苑の外に出る。烏丸通を南に下り、烏丸丸太町の交差点を西に入ったところに丸太町十二段家がある。こちらの店のメニューには元祖お茶漬け と 牛肉のしゃぶしゃぶ、そしてビーフステーキが並べられている。旅館の夕食と朝食は比較的しっかりしたものが出るので、旅先での昼食はそれほど重いものでない方が良いかと思いこの店のお茶漬けを選んだ… ►続きを読む

 

瓢亭

 

瓢亭(ひょうてい) 2008/05/12訪問 瓢亭本館  無鄰菴と細い道を隔てて瓢亭が隣接する。 瓢亭の創業はおよそ400年前といわれているので江戸時代の初期となる。南禅寺の総門へ続く松林の参道に面する南禅寺総門外松林茶店、いわゆる腰掛茶屋としてのれんを掲げたのが始まりと伝えられている。 瓢亭本館  南禅寺 聴松院の項で記したように、花洛名所図会では湯豆腐の丹後屋とともに南禅寺総門外松林茶店として図会で紹介されている。建物の配置も現在に近い形で描かれているように見える。また図会には、丹後屋に続いて以下のように記されている。「瓢亭の煮抜玉子は近世の奇製なりとて、ここの酒客あまねくこれ… ►続きを読む

 
 

サイト ナビゲーション

過去の記事

投稿カレンダー

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

カテゴリー