アーカイブ:2010年 1月 04日
天台宗 青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき) 2008年05月16日訪問
青蓮院門跡 長屋門
十樂院上陵の門を過ぎて、さらに神宮道を北に進むと石段の上に青蓮院の四脚門・御幸門が現れる。後水尾天皇の第二皇女・明正天皇(元和9年(1624)~元禄9年(1696))の中和門院の旧殿の門を移築したもので、明治26年(1893)の火災をまぬがれている。この辺りから楠の巨木が多く植わり、新緑の木陰を神宮道に落としている。
青蓮院門跡 御幸門
青蓮院門跡 長屋門
御幸門を過ぎると程なくして、見事な枝振りの楠を両脇に控えた石段の上に建てられた長屋門が現れる。この門もまた御幸門と同様に中和… ►続きを読む
十樂院上陵(じゅうらくいんのうえのみささぎ) 2008年05月16日訪問
十樂院上陵 参道の門 神宮道より
再び知恩院の三門下に出る。ここから神宮道を北に進むと、東大路通から西に走る華頂道に出会う。この道の正面には知恩院の黒門があり、神宮道と華頂道の交差点には柵で囲まれた石がある。これは忘れ傘や鶯張りの廊下とともに知恩院の七不思議に数えられている瓜生石である。知恩院が建立される前からあったとされる大きな石で、一夜にしてこの石から蔓が延びて花が咲き、瓜が実ったという言い伝えがある。
さらに神宮道を北に進むと、知恩院と青蓮院の間に小さな門が現れる。ここが第95代花園天皇の御陵・十樂院上陵… ►続きを読む
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