徘徊の旅の中で巡り合った名所や史跡などの「場所」を文書と写真と地図を使って保存するブログ

アーカイブ:2010年 4月 17日

島原の町並み その2

 

島原の町並み(しまばらのまちなみ)その2 2008年05月18日訪問 島原 輪違屋  かつての置屋建築を偲ばせる輪違屋と島原に残されている文芸碑に従って、町並みを見ていく。 島原 輪違屋 ■01 輪違屋  輪違屋は、現在も営業している置屋兼お茶屋である。元禄元年(1688)置屋として始まっている。創業当時は養花楼という名称であった。現在の建物は安政4年(1857)に再建されたものであるが、明治4年(1871)に現在の姿となっている。そして明治5年(1872)よりお茶屋を兼業している。かつては芸妓等も抱えていたが 現在は太夫のみを抱え、太夫の教育の場と宴席の場となっている。建物は昭和… ►続きを読む

 

島原の町並み

 

島原の町並み(しまばらのまちなみ)その1 2008年05月18日訪問 島原  大門  角屋もてなしの文化美術館から町に出る。現在の島原は、東の大門から西は千本通までの東西約200メートル、北は中央市場青果棟の南側道路から南は正面通南一筋目の道路までの南北約250メートルの範囲となる。島原の中には中之町、上之町、中堂寺町、太夫町、下之町そして揚屋町の6つの町が存在している。  日本の公娼地の始まりは、第3代将軍・足利義満が現在の東洞院通七条下ルに許可した傾城町とされている。それからかなりの時が経ち、角屋の項で触れたように、天正17年(1589)原三郎左衛門らが豊臣秀吉の許可を得て、柳馬場二… ►続きを読む

 
 

サイト ナビゲーション

過去の記事

投稿カレンダー

2010年4月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

カテゴリー