徘徊の旅の中で巡り合った名所や史跡などの「場所」を文書と写真と地図を使って保存するブログ

アーカイブ:2011年 10月 01日

御香宮神社 その3

 

御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)その3 2009年1月11日訪問 御香宮神社 明治維新伏見の戦跡の碑  前項で御香宮神社と徳川家の関係を記してきた。徳川家康が伏見城の再建に着手すると、豊臣秀吉により深草大亀谷古御香町に移された御香宮神社(古御香宮)は、家康によって旧地に戻され、本殿が慶長10年(1605)に寄進されている。その後も、元和8年(1622)初代水戸藩主・徳川頼房によって伏見城の大手門を表門に、そして拝殿を寛永2年(1625)初代紀州藩主・徳川頼宣よりの寄進を受けている。さらに社殿修復に関しては伏見奉行に出願し、その費用は徳川三家の御寄進金を氏子一般の浄財で行われてきた。また… ►続きを読む

 

御香宮神社 その2

 

御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)その2 2009年1月11日訪問 御香宮神社 表門  伏見奉行所跡から、やや上り勾配の道を進むと大手筋通に出る。右手前方に御香宮神社の石垣と築地塀が見える。石垣の高さは大手筋通の上り勾配を示している。大手筋通には朱に塗られた鳥居があるが、御香宮神社の境内への入口には神門が設けられている。石垣に築地塀そして薬医門とは、府社御香宮神社の社号標石がなければ武家屋敷のようにも見える。 御香宮神社 一の鳥居 御香宮神社 境内西南隅の石垣 2.5から3メートル位の高さがある  この表門は元和8年(1622)初代水戸藩主・徳川頼房が伏見城の大手門を拝領し寄… ►続きを読む

 
 

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