アーカイブ:2015年 11月 15日
京都御所(きょうとごしょ)その13 2010年1月17日訪問
京都御所 清涼殿 2014年10月8日撮影
京都御所 その12では長州と因州そして有栖川宮家との関係を見てきた。因州鳥取藩と有栖川宮家の関係は、水戸藩と有栖川宮家の縁戚関係が基となっている。つまり徳川斉昭の五男・慶徳が池田家の養子となったことで、水戸との関係が因州に継承されたと考えてもよいだろう。そして藩内の急進的な尊皇攘夷派が、因習的な藩主側近を武力で排除する本圀寺事件を境にして、事件の実行犯である河田等と宮家が直接結ばれるようになっている。さらに中村武生氏の「寺田屋事件の研究」(講談社現代新書2131 2011年刊)によ… ►続きを読む
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