文書と写真・地図による「記憶」の再現

タグ:庭園

大河内山荘

 

大河内山荘(おおこうちさんそう) 2009年12月20日訪問 大河内山荘 大乗閣と京の眺め  既に嵯峨野の町並み その5でも記述したように嵯峨野の竹林の中で西と北に分岐する箇所には、檀林寺旧跡・前中書王遺跡の三宅安兵衛遺志の石碑が建てられている。ここより北側に入ると野宮神社の黒木鳥居がある。再び分岐点まで戻り、西へと続く道を進む。左手に現れる天龍寺の北門を過ぎてさらに進む。このあたりが嵯峨野の竹林の中で最も美しい場所ではないかと思う。やがてこの道は突き当たり南北に分かれる。南は嵐山公園亀山地区につながり、北はJR西日本山陰本線のトロッコ嵐山駅を越えると小倉池と御髪神社へと続く。大河内山荘の入口は、この突き当たりにある。 大河内山荘 入口 大河内山荘 独特な意匠の中門  大河内山荘は大正、昭和期… ►続きを読む

 

八条ヶ池 その2

 

八条ヶ池(はちじょうがいけ)その2 2009年12月9日訪問 八条ヶ池 水上橋  寛永15年(1638)長岡天満宮の境内東に池を開削した八条宮智仁親王は、正親町天皇第5皇子である誠仁親王の第6皇子として天正7年(1579)に生まれている。母は勧修寺晴右の女・新上東門院(藤原晴子)で、同母兄に後陽成天皇や定輔親王・勝輔親王・邦慶親王らがいる。父の誠仁親王については、大雲院の項で記したように、天正10年(1582)6月2日、すなわち本能寺の変が起きた日、二条新御所には皇太子であった誠仁親王が在宅していた。 もともと二条晴良・昭実父子の邸宅であったが、織田信長が上洛時の宿舎とするため、京都所司代の村井貞勝に命じ、二条邸を譲り受けて改修を行っている。信長と縁戚関係にあった二条晴良は、既に信長より報恩… ►続きを読む

 

八条ヶ池

 

八条ヶ池(はちじょうがいけ) 2009年12月9日訪問 八条ヶ池  乙訓寺より再び文化センター通りを南に歩き、八条ヶ池に至る。長岡天満宮の歴史については次の訪問地であるため、そこで記すこととする。しかし創設時期を特定できる明らかな記録は、どうも残っていないようだ。それに対してこの八条ヶ池の開削については以下のようなことが残されている。 八条ヶ池 中堤の北側 八条ヶ池 中堤の南側は錦水亭  明治3年(1870)にまとめられた長岡天満宮の由緒書上によると、元和9年(1623)境内一帯は八条宮智仁親王の家領となっている。この家領は後に京極宮に継がれていく。長岡京市観光協会のブログ 長岡京なう では、この八条宮の家領は徳川秀忠によって与えられ、徳川和子入内に関係するものとしている。幕府は元和4年(16… ►続きを読む

 

京都の名庭巡り その6

 

京都の名庭巡り その6 龍安寺  京都の名庭巡り その1 から 京都の名庭巡り その6 までお読み頂きありがとうございました。今回のランキング作成するために参照した資料等を表にまとめておきました。もし庭園とか建築に御興味があれば、ご参照下さい。京都の名庭巡り作成資料。。   126 浄瑠璃寺庭園  127 裏千家庭園  128 官休庵庭園  129 酬恩庵(一休寺)方丈庭園  130 酬恩庵廟前庭園  131 小松亭址積翠園庭園  132 真如院庭園  133 表千家庭園  134 霊雲院庭園  135 勧持院庭園  136 西翁院庭園  137 泉涌寺練成道場前庭園  138 藪内宗家庭園  139 旧重森邸庭園  140 穴太寺庭園  141 石清水八幡宮庭園  142 大徳寺真珠庵庭園  143 大徳寺聚光院庭園  14… ►続きを読む

 

京都の名庭巡り その5の2

 

京都の名庭巡り その5の2  このブログには文字数制限があるようで、1つ星の名庭を その5の1 と その5の2 に分けました。 ここは1つ星の名庭を掲載いたしました。「星1つの庭なんて?」とお考えの方も居られるかと思いますが、下記の写真を見て頂ければ、そんなことは全くないことがお分かりかと思います。ついに、ここまでで100庭を越えてしまいました。それだけ京都の庭のレベルが高いということだと思います。また、ほとんどの庭が現役の庭です。どんなに有名な作庭家が手掛けた名庭でも、人手が離れるとあっという間に遺蹟になってしまいます。今までも数え切れないほど多くの庭が私達の知らない所で消えていったことでしょう。  都林泉名勝図会などを眺めてみると、今では忘れ去られた寺院や庭が名所として記されています。寛… ►続きを読む

 

京都の名庭巡り その5の1

 

京都の名庭巡り その5の1  このブログには文字数制限があるようで、1つ星の名庭を2つに分けました。続いて、その5の2 も御参照下さい。はっきり言いまして、星1と星1.5の差はほとんどありません。比較的有名であり、容易に鑑賞でき庭を星1.5に選んでおきましたので是非、こちらから順番に訪問してみてください。 なお洛翠は現在閉鎖していると思われます。またいつの日か新たな所有者のもとで再会できることを希望しております。そのような意味を含めて掲載させていただきました。 font-size:larger   記事へのlink → 1・2・3 font-size:larger   記事へのlink → 1 font-size:larger   記事へのlink → 1・2 font-size:larger   … ►続きを読む

 

京都の名庭巡り その4

 

京都の名庭巡り その4 font-size:larger   記事へのlink → 1・2・3 font-size:larger   記事へのlink → 1 font-size:larger   記事へのlink → 1 font-size:larger   記事へのlink → 1・2・3・4 font-size:larger   記事へのlink → 1・2 font-size:larger   記事へのlink → 1 font-size:larger   記事へのlink → 1 font-size:larger   記事へのlink → 1・2・3 font-size:larger   記事へのlink → 1・2 font-size:larger   記事へのlink → 1 font-size:l… ►続きを読む

 

京都の名庭巡り その3

 

京都の名庭巡り その3 font-size:larger   記事へのlink → 1・2 font-size:larger   記事へのlink → 1・2 font-size:larger   記事へのlink → 1・2 font-size:larger   記事へのlink → 1  ★★★☆も同じく4つの庭を他より一段高く置きました。選んだ後で眺めてみると偶然ですが4つの作品とも東山に作られた庭でした。  高台寺円徳院は豪放な桃山文化を象徴する庭園です。少し上に入れた醍醐寺三宝院庭園には及ばないまでも見逃すことのできない庭だと思います。特に醍醐寺三宝院は写真撮影不可となっているため、桃山風庭園を鑑賞する上では欠かせないものとなっています。  智積院庭園は東山の地形と建物と長谷川等伯… ►続きを読む

 

京都の名庭巡り その2

 

京都の名庭巡り その2 font-size:larger   記事へのlink → 1・2・3・4・5 font-size:larger   記事へのlink → 1・2・3・4・5・6 font-size:larger   記事へのlink → 1 font-size:larger   記事へのlink → 1  ★★★★☆は4つの庭園に絞りました。★★★★の上位4ないし5にさらに☆を加えることも可能だと思いますが、あえて違いを作りました。  修学院離宮庭園は、後水尾上皇の指示で造営された離宮だけに、上皇個人というよりは王朝文化の美意識の到達点を示す庭となっています。明らかに桂離宮とは異なった力強さがこの庭を支配しています。下御茶屋、中御茶屋、上御茶屋の3か所の庭園から構成され、面積は実に… ►続きを読む

 

京都の名庭巡り その1

 

京都の名庭巡り その1  2013年新春企画ということで京都の名庭ランキングを作ってみました。このような企画は個人の主観でかなり変わってきますので、御承知の上で御参照ください。また☆はそのランクの中でも秀でた庭園ということで特筆いたしました。自分の目で確かめたものから選びましたので、一般公開や特別公開そして事前申し入れで拝観できる庭だけです。個人所有で非公開の庭などは含まれていません。「なぜ、この庭がないの?」という疑問に答えるため、まだ訪問できていない庭のリストを最後に追加しておきました。  自分で見た庭から選んだと書きましたが、どうしても2つだけは未訪問の庭を入れました。お分かりかと思いますが、これを入れないとランキングにならなかったためです。2つの庭とも、なかなか訪問にはハードルが高い… ►続きを読む

 

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