アーカイブ:2012年 6月 04日
東福寺 塔頭 (とうふくじ たっちゅう)その5 2009/11/28訪問
東福寺 栗棘庵 山門内
■18 東光寺
東福寺 東光寺 2008年11月22日撮影
無為昭元の開創による塔頭。無為昭元は寛元3年(1245)京に生まれる。円爾弁円の法を嗣ぎ、博多承天寺、三聖寺、東福寺そして鎌倉円覚寺の住持を務める。応長元年(1311)寂。67歳。諡号は大智海禅師。
■19 桂昌院
東福寺 桂昌院 2008年12月22日撮影
元亨元年(1321)東福寺第12世双峰国師(宗源)が開創し、後宇多上皇より「万年桂昌精舎」の額寺を賜わる。その後、兵乱のために荒廃したが、幕末の天保年間(183… ►続きを読む
東福寺 塔頭 (とうふくじ たっちゅう)その4 2009/11/28訪問
東福寺 龍吟庵
■11 栗棘庵
東福寺 栗棘庵
東福寺 栗棘庵 山門内
永仁2年(1294)東福寺第4世住持、白雲慧暁が開創した塔頭。はじめ西陣白雲村(新町今出川上ル付近)にあったが、応仁の乱後に東福寺山内に移されている。 慧暁は貞応2年(1223)讃岐に生まれている。はじめ比叡山に登り行泉法師より法華玄義を学び、17歳で得度受具する。25歳で泉涌寺に入り開観律師に師事し、律宗の僧侶となる。その後、円爾弁円に参じて禅宗に帰投する。8年間の修行を経て、文永3年(1266)39歳の時に入宋し、瑞巌寺の希… ►続きを読む
東福寺 塔頭 (とうふくじ たっちゅう)その3 2009/11/28訪問
東福寺 退耕庵 山門内
天龍寺、妙心寺(1,2,3,4,5,6,7)、大徳寺、相国寺そして南禅寺などともに東福寺の塔頭の歴史については、なかなか調べることが困難である。「古寺巡礼 京都 18 東福寺」(淡交社 1977年刊)には、東福寺の塔頭について比較的詳細な説明が記されている。これに従って、東福寺 塔頭と東福寺 塔頭 その2を補っておく。■01 万寿寺
東福寺 万寿寺 2008年12月22日撮影
万寿寺は九条通を隔て、東福寺の境内の最北端に位置する。「京城山万寿禅寺記」によれば、21歳の若さで亡くな… ►続きを読む
過去の記事
カテゴリー