アーカイブ:2014年 7月 01日
京都御所(きょうとごしょ)その4 2010年1月17日訪問
京都御所 南西隅
京都御所 その3では、延暦13年(794)の平安京造営時の内裏から、安土桃山時代の内裏までの変遷について見てきた。内裏が火災などで焼失した際には、大内裏の官衙、京中の後院そして公家邸宅を仮御所として利用している。内裏は天徳4年(960)9月23日夜に炎上している。この時も内裏が再建されるまで仮御所が定められた。罹災と内裏再建を繰り返す中で、公家邸宅の仮御所が内裏に準ずるものとなり、平安京の里坊内に里内裏が生まれるようになっていく。 内裏の再建は平安時代の間は行われてきたが、鎌倉時代に入った安貞元年(1227)… ►続きを読む
過去の記事
カテゴリー