文書と写真・地図による「記憶」の再現

アーカイブ:2017年 7月 02日

禁門変長州藩殉難者塔 その3

 

禁門変長州藩殉難者塔(きんもんのへんちょうしゅうはんじゅんなんしゃのとう)その3 2010年1月17日訪問 相国寺禁門変長州藩殉難者塔  禁門変長州藩殉難者塔 その2では、明田鉄男氏の「幕末維新全殉難者名鑑」(新人物往来社 1986年刊)を中心に長州兵の戦闘状況を見てきた。いよいよ、この項では相国寺の首塚に葬られたと思われる人物について書いてみる。 薩摩藩戦死者の墓 その3でも書いたように、ここに祀られている人々が明治16年(1883)6月の第13回合祀祭から始まる幕末の志士達の合祀活動から外れているとは考えにくい。 旧長州藩としては、明治21年(1888)5月の第16回合祀祭で長州藩士民601名が合祀されている。安政の大獄で刑死した吉田松陰、池田屋事件で闘死した吉田稔麿から四境戦争で病死し… ►続きを読む

 

禁門変長州藩殉難者塔 その2

 

禁門変長州藩殉難者塔(きんもんのへんちょうしゅうはんじゅんなんしゃのとう)その2 2010年1月17日訪問 相国寺 禁門変長州藩殉難者塔  禁門変長州藩殉難者塔では、幕末維新について記された書籍が上善寺とこの相国寺の首塚をどのように紹介しているかを見た後、副碑の文面を読んだ。そして薩摩側の史料として伊知地貞馨が記した「紹述編年」(「史籍雑纂 苐四」(国書刊行会 1912年刊))と山崎忠和が明治29年(1896)に出版した「柴山景綱事歴」(非売品 1896年刊)を取り上げ、薩摩藩兵の当日の行動を確認した。この項では長州兵の戦闘状況と、その後の悲惨な敗走の現実について光を当ててみる。 先ず明田鉄男氏の「幕末維新全殉難者名鑑」(新人物往来社 1986年刊)から見て行く。当日の戦闘で戦… ►続きを読む

 

禁門変長州藩殉難者塔

 

禁門変長州藩殉難者塔(きんもんのへんちょうしゅうはんじゅんなんしゃのとう) 2010年1月17日訪問 相国寺 禁門変長州藩殉難者塔  相国寺の境内にある後水尾天皇髪歯塚と宗旦稲荷に続き、墓地内の禁門変長州藩殉難者塔を参拝する。 浴室と塔頭・大光明寺の間の道を西に進んだ先に相国寺の墓地が現れる。入口の左脇には、禁門変長州藩殉難者墓所の石碑が建つ。これは昭和43年(1968)11月に京都市が建立した道標である。墓地に入るとその広さに圧倒される。この地には、かつて足利幕府第12代将軍・足利義晴の戒名を冠した塔頭・万松院があった。しかし万松院が無くなり、その境内は相国寺の巨大墓地となった。 入ってすぐ左手に藤原定家、足利義政そして伊藤若冲の墓が並ぶ。墓碑は古いものの外柵はまだ新しいので、近年に移設整… ►続きを読む

 

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