アーカイブ:2013年 6月 09日
天台宗 霊麀山 行願寺(ぎょうがんじ) 2009年12月10日訪問
行願寺
下御霊神社の鳥居を出て再び寺町通を下る。竹屋町通が寺町通に突き当たる場所に西面して行願寺がある。革堂ともよばれる天台宗の寺院で、山号は霊麀山。西国三十三所観音霊場第19番札所で、清水寺、六波羅蜜寺、頂法寺(六角堂)、善峯寺などが名を連ねている。本尊の千手観音は行円が夢託によって得た賀茂神社の槻木を刻んだものであり、その余材は善峯寺の本尊に充てられたと伝えられている。 初めは一条小川新町にあり、一条北辺堂とよばれた。現在でも小川通一条上ルあたりに革堂町、革堂仲之町、革堂西町などの町名が… ►続きを読む
下御霊神社(しもごりょうじんじゃ) 2009年12月10日訪問
下御霊神社
横井小楠殉節地より、寺町通を南に30メートルほど下ると下御霊神社の鳥居が現れる。 下御霊神社は、「山州名跡志 坤」巻之二十二(「新修 京都叢書 第19巻 山州名跡志 坤」(光彩社 1968年刊))に以下のように記されている。
在リ二京極通大炊御門ノ北東方ニ一門西向 拝殿同 社同 所レ祭ル辨スレ上ニ當社始メ新町通リ近衛ノ南ニアリ。今尚云フ二御霊ノ町ト一。
京極通は東京極大路のことであり、平安京の東端にある大路のことである。現在の寺町通と考えてもよい。大炊御門通も現在の竹屋町通にあたる。鳥居は西を向き拝殿も西向き… ►続きを読む
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