徘徊の旅の中で巡り合った名所や史跡などの「場所」を文書と写真と地図を使って保存するブログ

アーカイブ:2009年 8月 12日

洛中の町並み その5 三条通

 

洛中の町並み(らくちゅうのまちなみ) 2008/05/15訪問 三条通  2日間、京都の中心部に宿泊できたため、旅館の周りの町並みを見ることができた。まずは南北に四条通と御池通、東西に河原町通、烏丸通の4つの大路に囲まれた町並みを通り毎に見ていく。  三条通は姉小路通の1本南側の通りで、現在では東は山科から西は嵐山まで続く全長約15キロメートルの通り。通りの原型は平安京の三条大路である。江戸時代は三条大橋が東海道の終点となるため、東国からの旅人は三条大橋から続く三条通を歩き洛中に入ることとなる。明治時代に入ると近代建築が相次いで建設され、京都の文明開化をリードしてきた。今もこれらの近代建… ►続きを読む

 

洛中の町並み その4 姉小路通

 

洛中の町並み(らくちゅうのまちなみ) 2008/05/15訪問 姉小路通 亀末廣  2日間、京都の中心部に宿泊できたため、旅館の周りの町並みを見ることができた。まずは南北に四条通と御池通、東西に河原町通、烏丸通の4つの大路に囲まれた町並みを通り毎に見ていく。  姉小路通は御池通の1本南側の通りで、東は木屋町通から西は西大路通の先まで続く全長約3.7キロメートルの通り。通りの原型は平安京の姉小路である。御池通や三条通に比べると静かな町並みではあるが、町家造りの老舗が多い。 姉小路通 鳩居堂  河原町通から姉小路通に入る。本能寺の南を通り、寺町通に出る。道は鳩居堂の角で北側にクランクす… ►続きを読む

 

洛中の町並み その3 富小路通

 

洛中の町並み(らくちゅうのまちなみ) 2008/05/15訪問 富小路通  2日間、京都の中心部に宿泊できたため、旅館の周りの町並みを見ることができた。まずは南北に四条通と御池通、東西に河原町通、烏丸通の4つの大路に囲まれた町並みを通り毎に見ていく。  麩屋町通の1本西側の通りが富小路通で、丸太町通から六条通までの約2.8キロメートル。もともとの平安京の富小路を麩屋町通と呼ぶようになり、その西側の道を富小路通とするようになった理由は良く分からない。江戸時代には鍛冶屋、目貫小柄屋、白皮屋、塗師などの職人衆が多く住んでいたと言われている。 富小路通 天ぷら 吉川 富小路通 天ぷら … ►続きを読む

 

洛中の町並み その2 御幸町通・麩屋町通

 

洛中の町並み(らくちゅうのまちなみ) 2008/05/15訪問 御幸町通 なが田  2日間、京都の中心部に宿泊できたため、旅館の周りの町並みを見ることができた。まずは南北に四条通と御池通、東西に河原町通、烏丸通の4つの大路に囲まれた町並みを通り毎に見ていく。  寺町通の1本西側の通りが御幸町通である。北は京都御苑があるため丸太町通から始まり、南は五条通りまでの全長約2.4キロメートル。寺町通と同様に天正18年(1590)豊臣秀吉が着手した京都大改造によって生まれた通である。 御幸町通 なが田  姉小路通の角にある「なが田」はデリカテッセンとサンドイッチを販売する店である。建物の造り… ►続きを読む

 

洛中の町並み 寺町通

 

洛中の町並み(らくちゅうのまちなみ) 2008/05/15訪問 寺町通 商店街の中の錦天満宮  2日間、京都の中心部に宿泊できたため、旅館の周りの町並みを見ることができた。まずは南北に四条通と御池通、東西に河原町通、烏丸通の4つの大路に囲まれた町並みを通り毎に見ていく。 寺町通は河原町通の1本西側の通りで、北は鞍馬口通から南は五条通りまでの全長約4.6キロメートル。通りの原型は平安京の東端を南北に走る東京極大路である。天正18年(1590)豊臣秀吉が着手した京都大改造で、洛中の寺院をこの通りの東側に集めたことからこの通りに寺町の名が付いた。 廬山寺や梨木神社、そして新島襄旧邸などがこの通… ►続きを読む

 
 

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