文書と写真・地図による「記憶」の再現

アーカイブ:2009年 8月 23日

高瀬川

 

高瀬川(たかせがわ) 2008/05/15訪問 高瀬川 一之舟入  高瀬川は慶長19年(1614)に、京都の中心部と伏見を結ぶために角倉了以・素庵父子が開削した運河である。高瀬川の名前は、輸送に使われた平底の舟を高瀬舟と呼んでいたことから付けられたものであり,角倉川ともいわれていた。 角倉家は室町幕府に仕える医者の家系であったが、了以の祖父・宗忠が商人の手腕を発揮し、帯を独占的に販売する組合である帯座の座頭職を手に入れ、その資金をもとに現在の金融業である土倉業を営むようになった。その後、次男の宗桂は土倉業を引き継ぐ傍ら、天文年間に2度も明に渡り、中国の先進医術を学んでいる。 角倉了以は天文23年(1554)に宗桂の子として生まれている。父から諸外国の経済事情などを聞かされ、家長となった18歳… ►続きを読む

 

原了郭

 

原了郭(はらりょうかく) 2008/05/15訪問 原了郭 既に店を閉めた後 2008年5月12日撮影  四条大橋を渡り、八坂神社に向う四条通の北側、有名な一力茶屋の斜め向かいに原了郭の店舗がある。それほど間口の広くないビルの1階の片隅に入った店舗であるため、四条通を探しながら歩いても通り過ぎてしまうことがある。ビル名称が祇園了郭ビルとあるので、自社ビルなのかもしれない。実際に何回か四条通を東西に行き来した記憶がある。またこの店は木曜定休日なので、時々定休日に訪れ、店を見つけることが出来なかったのかもしれない。今回も訪問日が木曜日だったので、お土産は四条河原町の京都高島屋の地下売場で購入した。  原了郭は香煎を専門に扱う店であり、それ以外に黒七味、粉山椒も製造している。御香煎と黒七味は株式会社… ►続きを読む

 

三嶋亭

 

三嶋亭(みしまてい) 2008/05/15訪問 三嶋亭  葵祭を堺町御門の前で見終えた後、富小路を南に下り三条通に出る。12時少し前に三条通と寺町通の角にある三嶋亭に入る。現在は寺町通と三条通のアーケードに囲まれているため、建物は壁面しか見ることが出来ないが、明治の名残りをとどめるガス燈がこの店の歴史を語っている。 三嶋亭 玄関の横には肉の販売店もある 三嶋亭 左へも店舗は続く  江戸時代まで肉食はタブーとされていたが、幕末となると長崎などから徐々に流入していた。そのような時代に三嶋亭の初代三嶌兼吉は妻と共に長崎で牛鍋を学んだ後、明治6年(1874)現在の寺町通三条角で三嶋亭を創業している。この時期、寺町通の三条から四条にかけては京の文明開化の中心地となり、西洋菓子店や写真舘、見世物小屋などが… ►続きを読む

 

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