丸太町十二段家
丸太町十二段家 (まるたまちじゅうにだんや) 2008/05/13訪問
仙洞御所の見学を終え、大宮御所の正門から外に出たのが11時45分。次の京都御所の参観は13時30分から。まだ1時間30分あるので、昼食のため下立売門より京都御苑の外に出る。烏丸通を南に下り、烏丸丸太町の交差点を西に入ったところに丸太町十二段家がある。こちらの店のメニューには元祖お茶漬け と 牛肉のしゃぶしゃぶ、そしてビーフステーキが並べられている。旅館の夕食と朝食は比較的しっかりしたものが出るので、旅先での昼食はそれほど重いものでない方が良いかと思いこの店のお茶漬けを選んだ。もっとも、あまり京都御苑から離れることもできず、料理が出てくるにに時間がかかるのも困るという事情でこちらの店となったという方が実情かもしれない。 昼は11時30分からの営業なので、店についた12時20分頃には、お客さんが数名 席を待っていた。お客さんの8割は女性という感じか。店内は民芸調にまとめられている。程なく席が用意され、一番簡単なすずしろをお願いする。
出し巻き 赤出し お漬物盛り合わせ ご飯はお櫃で出される。この他にお茶の入った急須が運ばれる。出し巻き玉子は見た目よりボリュームがあり、暖かいまま出されるので非常に美味しい。これだけ混雑する昼時に作り置きでない出し巻き玉子を全ての客に出すということから店の看板メニューとしていることが伝わる。まずは温かいご飯をそのまま漬物と赤出しで頂く。お漬物の種類が多く楽しめる。2杯目からお茶を掛け、少しづつお漬物をのせて食べる。お茶の種類は、最初に出されたのと同じほうじ茶であった。このようにして食べるとどのお漬物も美味しいことが良く分かる。ご飯をお替りして最後のお茶漬けを頂くとほぼ満腹という状況になった。食事前は昼からお茶漬けだけ?という感もあったが、十分に満足のいくものであった。
上のこのお店のHPや私の写真よりもこちらのDigiStyle京都のページの方が美味しさが伝わるかも?
ちなみにしゃぶしゃぶの元祖といわれている祇園に本店のある十二段屋とは関係がないようである。京都はなかなか難しい。
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